現場実習について

産業現場等における実習(現場実習)

産業現場等における実習(現場実習)とは,生徒が家庭生活や学校の学習で身に付けた「生活する力」や「働く力」を,地域の福祉施設や一般企業の協力のもと,体験的な学習を通して実践し,生徒の力をより充実・発展するための学習です。

1. 校内実習

卒業後の生活を想定した活動を校内で体験する実習です。「働くこと」や「集団活動」をとおして、社会人としての態度や自分の気持ちを伝える力等、課題を見つけたり、身に付けたりすることをねらいとしています。

2. 体験実習

地域の福祉施設や一般企業に生徒が訪問して実施する実習です。実際の現場での活動や作業の体験をとおして,生徒の能力や適性,課題を明らかにして,今後の進路指導に生かすことをねらいとしています。

原則として,集団で行い,教師は付添指導をします。

3. 前提実習

卒業後の進路先を見極めるために実施する実習です。実習をとおして進路希望先が生徒の実態や能力,必要な支援を判断したり,生徒が進路希望先での作業や生活を体験し,卒業後の生活のイメージをもったりすることなどをねらいとしています。

生徒が主体的に実習に取り組めるように配慮し,教師は,週2~4回程度の巡回による指導を行います。