キワニスドールを作ったよ!

12月に岡山キワニスクラブ様からいただいた「キワニスドール」を図工や美術の授業で飾り付けをし、一人一人のマイドールを作りました。

まず、どんなドールにするか先生と相談しながら、イラストを描いたり画用紙に材料を貼り付けたりして、できあがったマイドールのイメージ作りをしました。

マジックやフェルトペンはもちろん、毛糸、布切れ、フェルト、ボタン、モール、ビーズ、スパンコール、色紙等々たくさんの中から、子どもたちは思い思いの材料を選んで飾りました。(先生たちも授業の準備をがんばりましたよ!)

飾りの用途に合わせて、はさみやボンド等の用具を使って一生懸命作りました。子どもたちは、本当に集中して作っていました。

一人一人の個性が表れたマイドールができあがりました。マイドールは持ち帰って、それぞれのお家で子どもたちの支えの一つになっていくことと思います。キワニスドールを作ってくださった興陽高校・総社高校の皆様、贈ってくださったキワニスクラブの皆様、ありがとうございました。

ICT機器を含めたe-AT活用に関する コンサルテーション

1月19日、「ICT機器を含めたe-AT活用に関するコンサルテーション」の2回目の取り組みがありました。
当日は、早朝から熊本高等専門学校特命教授の福島勇先生がご来校くださり、対面で児童生徒のICTの活用やデジタル教材についてご指導いただきました。

今回は、訪問教育の児童を含めて4名の児童生徒が日頃の学習の様子を見ていただきました。
視線入力装置やiPadなど、それぞれの子どもに合わせてより効果的な設定の仕方や支援機器の活用なども教えていただいたことで、今後の学習に見通しをもつことができました。

また、福島先生がとてもフランクに接してくださったことで、子どもたちも肩の力を抜いて楽しく取り組んでいました。
今回は4名のコンサルテーションでしたが、これを機会に、今後もICT機器の効果的な活用が広がっていくことを願っています。

「プロに学べ!作業学習ブラッシュアップ事業」研究報告会

1月11日(水)、「プロに学べ!作業学習ブラッシュアップ事業」研究報告会が行われました。

今年度本校が県教育委員会の研究指定を受けて、知的障害部門高等部の軽作業班、手工芸班を中心に取り組んできました。

当日は、協力者であるAtelier sora design代表 西山まき様、岡山大学学都おかやま共創本部特任教授 橋ケ谷佳正様に加え、岡山県教育庁特別支援教育課 西村かな恵指導主事や県内の特別支援学校からも参加者があり、学びを深める時間となりました。

会では研究概要についての説明を聴いた後、パネルディスカッションでこれからの作業学習について話し合ったり、ワークショップでパーパスモデル図の作成をとおして考えを整理したり、価値を共有したりしました。

今回の取り組みをきっかけとして、これからも引き続き生徒の働く意欲を高める作業学習について考えていきたいと思っています。

ご参加いただいた皆様、ありがとうございました。

3学期始業式

いよいよ3学期のスタートです。学校に子どもたちの笑顔と元気な声が戻ってきました。

子どもたちは久しぶりに友達や先生に会えて、みんなうれしそうにしていました。

始業式は、感染症対策として、学部や学年に分かれて行いました。今年度もあと3ヶ月。最後の学習のまとめをがんばって欲しいです。

1・2学期の実践を振り返りました

3学期のスタートを目前にし、今年度取り組んで来た「特別支援学校における新しい教育課題研究」についての研究授業の振り返りを行いました。

教員が学部を超えて5つのグループに分かれ、公開授業のビデオ視聴をしてから、テーマに沿って意見を交換しました。日頃は、所属学部以外の教員と授業についての話をする機会があまりないのですが、今日はその意味でも貴重な時間でした。参加者は活発に意見を出し合うことで、お互いに学びを深めることができました。今日の学びが、これからの実践に生かされていくことと思います。

キワニスクラブ クリスマスイベント

12月22日(木)、岡山キワニスクラブの方が来校され、クリスマスイベントが開催されました。キワニスクラブで製作されているキワニスドール(白無地・布製の手作り人形)を子どもたちにプレゼントしてくださいました。この真っ白な人形を、子どもたちが自分の思い思いに仕上げて、自分だけの人形を作ります。当日は、実際に人形を製作している興陽高校と総社高校の生徒さんも来校され、一緒に楽しいひとときを過ごしました。

そして、何とサンタに扮した俳優の八名信夫さん(キワニスクラブの会員でいらっしゃいます)が登場し、子どもたちに「みんな笑顔で!」と激励していただきました。

また、キワニスクラブの会員の方によるブラックライト紙芝居とリリーさん等(PTA夏まつりに出演してくださいました)によるミニコンサートもあり、子どもたちはクリスマスの雰囲気の中、楽しいひとときを過ごしました。ご参加いただいた皆様、本当にありがとうございました!

 

2学期 終業式

12月23日(金)、2学期の終業式がありました。2学期もコロナ禍で制約のある学校生活でしたが、臨機応変に計画を見直しながら、修学旅行や校外学習を行うことができました。子どもたちは、貴重な経験をしたり思い出を作ったりすることができました。また、3年ぶりに「ひがしゆめまつり」も開催することができ、日頃の学習の成果をお家の方の前で発表することができました。

冬休みは体調に気をつけて過ごし、3学期には元気に登校してきて欲しいです。

特別支援学校における新しい教育課題研究 授業公開がありました

12月6日(火)に知的障害部門、12月16日(金)に肢体不自由部門で「特別支援学校における新しい教育課題研究」の授業公開を行いました。両部門ともこの日に向けて、1学期から研究テーマに沿って、話し合いや授業改善を繰り返してきました。

知的障害部門では、小学部5年と中学部2年が「生活単元学習」の授業を、肢体不自由部門では、小学部Ⅲ類型の学習グループが「みる・きく・はなす」の授業を公開し、他校からの参観者と本校の教職員が一緒に研修をしました。

また、あわせて知的障害部門は岡山大学の仲矢明孝先生、肢体不自由部門は広島大学の船橋篤彦先生の講演会、そして岡山県教育委員会の指導主事による全体講評もあり、校内外の教職員が学びを深めることができた二日間となりました。

 

クリスマスツリー登場

 12月1日、東岡山工業高校電気科の3年生10名が来校し、文化祭で制作したクリスマスツリーを届けてくれました。A高、B高生徒会役員が見守る中、ツリーが組み立てられ、一緒に飾り付けを行い素敵なクリスマスツリーが完成しました。正面玄関に登場した大きなクリスマスツリー。子どもたちもクリスマスを楽しみにしています。

レーサー(陸上競技用車イス)を体験しました!

12月7日(水)、パラスポーツ体験会があり、A中、A高、B小5・6年の児童生徒が参加しました。日本代表として東京パラリンピックに出場された、グロップサンセリテ ワールドアスリートクラブの松永選手兼監督と生馬選手にお越しいただき、「レーサー」と呼ばれる陸上競技用車イスの試乗体験をしました。

子どもたちは、会が始まる前から整然と並べられたレーサーに、もう目が釘付けでした。競技の動画を観たり説明を聞いたりした後、実際にれーさーの試乗体験をしました。

A部門の生徒は、日頃自分が乗っている車イスと違い、少しの力でどんどん前に進むレーサーに感動を覚えていました。またB小の児童は、めずらしい乗り物に乗ることができて大喜びでした。

貴重な体験を通して、パラスポーツに興味をもったり、体を動かすことに楽しさを感じたりしてもらえたらよいと思います。